誰しも精密正確な歯科治療を望まれるでしょう。 そして正確な診断と精密な治療を行うために必要なことはよく見ること、すなわち拡大視野下で診断し作業を行うことが大切です。 この点に関して異論のある方は居られないと思います。 当院では、通常ドクターは5.5倍ルーペを用いて診療し、衛生士は2倍のルーペを用いた口腔内のチェックを行います。そしてさらなる精度を必要とするときマイクロスコープ(最大20倍)を用います。 マイクロスコープは使いこなすのが難しいとされていますが、当院では9年以上前から取り入れており日常診療の中で必要不可欠な道具として活躍しています。 |
5.5倍ルーペ |
マイクロスコープ |
当院ではインプラントを行なっておりますので、抜歯を行なった後インプラントに置換するケースもよくあります。 しかしマイクロスコープを導入して以来、抜歯せず歯を残す事が出来たケースに出会う事が多くなりました。 もちろん全てのケースで歯が保存可能という訳ではありませんが、歯を残すことに最大限努力を払うことは歯科医療人としての第一義であると考えております。 |
虫歯を表から削って処置すれば歯科医は楽です。 しかし詰めた境界が見える時がありますね。 裏側から処置すれば目立たず処置可能ですが、処置中見えにくいのが難点です。 マイクロスコープはその視野確保を助けますが、使用するには習熟が必要です。 熟練の技をご覧ください、全てミラー越しの視野での処置です。 ※マイクロスコープを用いた診療の一部は健康保険の適用外です。ご相談ください。 |